私たちの本質は愛です。
誰もが愛であり、愛で輝いています。
愛である神のもとを旅立ち、愛である神のもとへ還る旅をしています。
その道のりの経験により、愛であることをすっかり忘れてしまったり、愛がない、愛をもらえないと嘆きます。
私たちが求めているあらゆるものの深い部分には、常に愛があります。
私たちは、生まれてから今までの間に、いろんな経験をし、楽しいこともあれば辛いこともあります。
その辛い経験の中には、あなたの傷つけ、その傷が愛を感じられなくする、愛から切り離されるような、愛を失わせるようなことがあります。
自信を失わせる、できないと思わせる、悲しみや切望を与える、人と関わることが怖くなったり、不信感や拒絶してしう傷、能力を失わせてしまうような傷を追うこともあります。
傷を負った直後に、その傷がすぐに癒えればいいのですが、私たちは傷の癒し方がわからず、「傷をなかったことにする」「時が解決してくれる」「忘れなさい」「気にしたらダメよ、」「みんな傷ついているのよ」「我慢しなさい」「そのうち治るわよ」と、傷をパンドラの箱に入れ押し殺すような方法で、傷を放置してしまいます。
放置されてしまった傷は、そのままの状態であなたの中に残っています。
つまり、傷ついたままのあなたがいるということです。
明るくて好奇心旺盛だったあなたが、それをみんなの前でバカにされ、仲間外れにされたことで、明るさに傷を負い、明るく接することができなくなってしまいます。
またバカにされるんじゃないか、陰で悪口を言われているんじゃないか。
新しいことに興味を持ってやってみたら、またバカにされるんじゃないか、批判されるんじゃないか、嫌われるんじゃないか。
過去の傷があなたに恐れていることを伝えてきます。
この過去の傷を癒していないあなたは、何度も何度も過去の傷がうずき、本来の明るさや好奇心を邪魔します。
邪魔しているのは、他の誰かでもなく、あなたの過去の傷です。
傷がある限り、過去の傷はあなたに伝え続けるんです。
怖いよ、怖いよ!と。
その深くにある声は、『助けて、傷を治して!』という声です。
この過去の傷を癒してあげると、傷は消えて無くなり、本来の明るさや好奇心を邪魔するものがあなたの内面から、外の世界から消えていきます。
ここに重要なポイントがあります。
見えている傷を癒すだけでなく、この傷ができた原因を癒してあげることです。
そうしなければ、また同じ傷を負うことになってしまいます。
このように、あなたにある傷を癒しながら、この原因となった傷を癒していくことで深い癒しが起こります。
隠された深い部分まで癒してあげることができると、本来の自分が蘇ってきます。
癒しは1度だけではありません。
玉ねぎの皮を剥くように、何度も何度も癒しながら、本来の自分を取り戻していきます。
癒しとは、愛を取り戻していくこと、愛になることです。
愛へと還って行くことは、神へと還って行くことです。
霊的な進化には、自分を癒していくことが必要不可欠です。
まず、自分を癒しながら、自分との繋がりを取り戻していかなければなりません。
自分がわからなくては、自分の道は見つけられません。
自分と繋がらなければ、本当にやりたいことが目の前にあっても、それをやりたい!と感じられません。
私の使命はなに!?私はなにをやればいい!?どこに幸せがある!?と彷徨い歩くだけです。
自分を癒すことで、自分を取り戻していきましょう。
RIRI
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