シャーリーマクレーンの「カミーノ 」という本がきっかけで知ったサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼。
「カミーノ 」「サンチャゴの巡礼」「スペイン巡礼」「サンティアゴ巡礼」などどれも同じサンティアゴ・で・コンポステーラのこと。
もう10年以上も前のことです。
占い師になったばかりの頃で、カミーノ に行ったら、叶ったばかりの占い師の道を手放さなければならない。(会社の規定で)
はじめたばかりの私にはできなかった。
占い師として経験を積んで、もっともっと勉強したいことが山ほどあった。
だから、いつかカミーノ を歩きたい!とずっと心の奥深くで願っていた。
今回、引越しをしたら、ふと湧き上がったことがあります。
それが、「よし、巡礼に行こう!今なら行ける!」と。
それから本格的に計画を立てはじめ、本を読み返したり、新しい本を読んでいます。
どれも素晴らしい旅路で、私を魅了しています。
カミーノ 魂の旅路 著:シャーリー・マクレーン
大女優であり、ニューエイジの旗手の一人、シャーリー・マクレーンのカミーノ巡礼を綴った本。
たまたま本屋で見つけて、気になって、気になって、気になって(笑)買った本。
まだ、この頃は自分の直感を試していた頃でした。
これは合図?本命なら次に来ても売っているはず!と。
読みはじめてスピリチュアル性の高さにのめり込みました。
スピリチュアルを生きながら旅をしている姿が新鮮で、内面と現実で起きていることの繋がりをこの本からも学びました。
シャーリー・マクレーンの内面と旅路にそれがしっかりと描かれており、あるがままに書いてくれている。
スピリチュアルを生きるお手本でした。
カミーノ を歩くと決めてから、読み直しているのですが、やっぱり素晴らしい本。スピリチュアルな本の中に、本を読んでいるだけで光が注がれるものがある。シャーリーマクレーンの「カミーノ 」は、まさにその一冊。
本を読んでいる最中に、ヒーリングが起こっているため、本を読むと眠くなったり、なかなか進まなかったり、ブロックが解放されようとし、息苦しさを感じたりします。
ゆっくりでいい。自分のペースで読んでみてください。
星の巡礼 著:パウロ・コエーリョ
「アルケミスト」で有名なブラジルのベストセラー作家パウロ・コエーリョのデビュー作。
RAM教団のマスターの称号授与式で落第をした著者が導かれたのが、サンチャゴの巡礼こと、サンティアゴ巡礼。
旅をしながらワークをし、旅を通して真実に導かれる。
このワークをやりながら旅することに憧れたなぁ。
旅の道のりで、著者の価値観が成長し、マスターとして育っていく。
外側の価値でなく、内なる価値へ魂の成長の旅路が描かれています。
この本もスピリチュアル性が高く、読んでいる最中に光を浴びているようなヒーリング効果が起こります。
魂の解放、気づき、成長とミラクル要素満点な1冊です。
巡礼している多くの人がこの本を読んでいますよ!
スペインサンティアゴ巡礼の道 聖地を目指す旅 著:高森玲子 写真:井島健至
美しい景色の写真に惚れ惚れする1冊。
これから旅する町をちょっと盗み見する感じですが、流石に30日以上ある旅ですから、旅の途中で本で見た知っている風景がホッとさせてくれる気がします。
どんな町なのか?どんな景色なのか?どこに何があるのか?
多少知っているのも旅準備。
旅の途中でも確認できるようにKindle版で購入しました。
聖地サンティアゴ巡礼 著:日本カミーノ デ サンティアゴ友の会
カミーノ友の会によって作られたサンティアゴ巡礼のためのガイドブック。
唯一の日本語のガイドブックで、巡礼について、必要な荷物やアルベルゲなどあらゆる情報が掲載されています。
星の旅人たち さぁ、人生の旅に出かけよう!
何度も見てしまうサンティアゴ巡礼の映画。
巡礼のことを知りたい、どんな道を歩くんだろう、どんな景色、どんな環境なんだろうと知りたいことがいっぱいあると思います。
この映画は巡礼中に起こりうる人間ドラマを描き、歩いている風景、アルベルゲの様子、会話などリアルに描いてくれていると思います。
人生に疲れたらスペイン巡礼~飲み、食べ、歩く800キロの旅~
著:小野美由紀
巡礼の情報と小野美由紀さんの体験記のバランスがとてもいい本でした。
やっぱり何もなくカミーノ を歩く人はいない。
旅する目的、きっかけはみんな違うけれど、この道を歩きながら何かを受け取る。
スピリチュアルなことだけでなく、巡礼の旅路にある世界遺産や中世の歴史にも触れたい。
旅路でお世話になるアルベルゲ 、バル、旅の荷物。
そして、人。
旅を共にする世界中の人々との出会い、与え受け取り合う関係。
カミーノ! 女ひとりスペイン巡礼、900キロ徒歩の旅 著:森知子
モバイルブロスに「さらばイギリス夫、今日から一人でファッキン巡礼!〜810km徒歩の旅」で連載されていたものが書籍化。
人との出会い、人間味に溢れた内容で、著者の嘆きも、毒吐きも面白くてサクサク読めてしまう。
スピリチュアルや宗教に関して興味がなくとも、なんだか人生の分岐点にいて、旅に出たい、ここから抜け出したいと思っている方に読んでもらいたい一冊。
とにかく面白い。
森知子さんの本音が綴られ、そこから笑いが込み上げ、勇気を貰う。
ファッキンカミーノ ですもの。
神の道を!
神も笑っている。
笑って成長を見守ってくれているんだろうなぁ。
失われた天使 著:ハビエル シエラ
サンティアゴ デ コンポステーラ大聖堂と巡礼の旅、世界大洪水の神話、エノクの書、錬金術師、天使たちの謎が渦巻くスピリチュアルミステリー小説。
巡礼ではゴールとなるサンティアゴ デ コンポステーラ大聖堂。
ここから物語がはじまります。
巡礼の体験本ではありませんが、スピリチュアルとミステリー、カミーノ巡礼が絡み合いのめり込んでしまう本です。