巡礼中の食事って気になりますよね。
毎日20 〜30キロくらい歩くので、食事はとても大切なエネルギー源です。
食べ物に困ることはありませんが、日本のような感覚でいると苦労するかもしれません。
どこも同じようなメニューになるので、同じようなものを数日間食べ続けることも多いです。
カフェするのは、日本よりも安いけど、食事をするなら、日本より高くなります。
ワンコインで食事ができるということはありませんし、いろんなお店やメニューが揃っていることもありません。
日本は、食事が安く、飲み物が高い。
スペインは、食事が高く、飲み物が安い。
ペリグリーノメヌーってなに?
巡礼者用の定食のようなもので、10€〜15€くらい。
クレデンシャル(巡礼者手帳)があれば食べれます。
ひと目で巡礼者とわかるので提示を求められることはありませんが、スタンプを押してもらうので出すことになります。
前菜:スープ・サラダ・パスタ から1品
メイン:肉・魚 どちらか選ぶ
デザート:あったりなかったり
飲み物:ワイン・水 どちらか選ぶ
パンが付きます。
カフェ、レストラン、アルベルゲで提供しているところがあります。
いつでも提供しているところもあれば、ディナーだけのところもあります。
小さな村で、スーパーやカフェがなく、アルベルゲで提供するペリグリーノメヌーを食べなければ食事ができないところもあります。
このような場合、受付時に説明してくれますので、メヌーを頼んだ方がいいです。
私営のアルベルゲでは、みんなで食卓を囲って、自己紹介、コミュニケーションをとりながらメヌーを楽しむところもあります。
カフェを楽しむ
朝行って、休憩に立ち寄って、ランチを食べて、ディナーを食べる。
カフェ、カフェ、カフェ。
巡礼者の生活を支えてくれているのがカフェです。
果物や日用品を売っている場合もありますが、スーパーよりも割高です。
コーヒー | 1.5 〜 2€ |
ワイン・ビール | 1.5 〜 2€ |
水 | 1.75 〜 2€ |
クロワッサン・パンオショコラ | 1 〜 1.75€ |
サンドイッチ | 2€ 〜 |
トルティージャ | 1.5 〜 2.5€ |
スペインバルを楽しむ
中くらいの町から大きな町にバルがあります。
いつものお決まりメニューから脱出できるチャンスです!
スペイン語がわからなくとも、ピンチョスを指差せば出してくれます。
ビール・ハウスワインが1.5 〜 2€くらい。
ピンチョス(タパス)が2€くらいから。
値段が書かれていない場合がほとんどですが、そんなに高いことはありません。
グリルしてもらうシーフード系は、5〜15€くらい。
会計をお願いするとレシートを渡されますので、飲食したものを確認し、あっていたらお金を払います。
レストランテを楽しむ
大きな町では、スペイン料理を堪能するのをおすすめします。
どこでも食べれるようで、巡礼中レストランテがあるのは大きな町だけ。
トリップアドバイザーなど活用して、町にある美味しそうなレストランテを探しておくといいでしょう。
スペインのランチが14時から、ディナーが20 時から。
この時間がペリグリーノの生活リズムと相性が悪いんです。
13時〜15時くらいがアルベルゲに到着する時間なので、運が良ければランチタイムを楽しめるかも。
ディナーが20時からですが、アルベルゲの消灯が22時。
歩き疲れているので20時まで待って、そこから食事をしてって気持ちなれないのが正直なところ。
大きな町で連泊するようなプランの時に、レストランテでスペイン料理を堪能するのをおすすめします。
ブルゴス、レオン、サリア、サンティアゴ デ コンポステーラ、ムシア、フィニステーラ辺りがおすすめです。
キッチンで自炊を楽しむ
節約をしたい、お米を食べたい、ベジタリアンの人は、アルベルゲのキッチンで自炊しましょう。
仲良くなった旅仲間と一緒に作ることもあります。
アルベルゲに最低限の料理器具、レンジ、冷蔵庫、調味料などがありますので、キッチンをチェックしてから買い出しにいきましょう。
炊飯器はありませんので、お米を食べたい方は、お鍋で炊けるようにしておきましょう。
Buen Camino!!
RIRI
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