今日は、小さなペンションから山越えの残り半分を歩き大きな町へ。
スパニッシュブラザーズは朝から朝食後にカフェのカウンターでショットをくぅっと飲んでる(爆)
さらにイタリア、ドイツ、ポーランドの3組の多国籍ファミリーも加わり、どんどん増えていくペリグリーノ。
私とメルセデス、スパニッシュブラザーズ、そして多国籍ファミリー。
昨日、あんなに飲んだ後にガッツリディナーを食べて、朝からショットを飲んでいるスパニッシュブラザーズ、小学生から中学生くらいの子供達がいる多国籍ファミリーがめっちゃ元気に歩いている。
子供達はご機嫌ですれ違うたびに「Buen Camino!」って言ってくれるし、ひと山越えるたびに「I did it!!」って喜び、私たちにも「You did it!!」声をかけてくれる。
そんなかわいらしい姿から元気をもらう。
子供の笑顔ってすごいパワー!
途中のカフェで、私たちはエンパナーダ(ツナのパイ包)をつまみながら休憩。
先に到着していたスパニッシュブラザーズは、ビールにシードル、ワインを飲みながらガッツリランチを食べている。
スペイン人のお腹ってどうなってるの!?
10kgほどのバックパックを背負いながらひと山越えるのも大変だけど、下るのも10kgの負担が膝と腰にくる。
休みたい、休みたいという思いが私の心を支配する中、必死に歩き続ける。
スパニッシュブラザーズもやってきて、ワイワイと歩き出す。
やっとの思いでたどり着いたアルベルゲでトラブル発生。
メルセデスとアルベルゲのオーナーが揉めている。
どうやら前払いしたお金が支払われていないと。
あまりにも揉めているので、私がもう一度二人分払うからと言いでた。
自分も関わっていることで、さらに言語の関係で揉めている内容がよくわからず、そして、この町のアルベルゲもホテルもフルで、ここに泊めてもらえなかったら、さらに山を越えて10km以上歩かなければならない。
それも、そこのアルベルゲが空いているのなら・・・の話しだし、、私には交渉して宿を確保することは不可能。
10倍以上のお金を払えばこの町で見つかるかもしれないが、数千円の損失で宿が確保できるならこっちを選ぶ。
そんな思いで、私が払うからと。
結局、webの支払いシステムが機能してなかっただけのようで、私たちは通常の料金を払い、無事にベッドを確保できた。
今日こそは胃を休めようと思っていたが、スパニッシュブラザーズが許すはずがない(笑)
ひとり1品ずつガッツリ料理を頼み、次々とワインとシードルのボトルが空になっていく。
日本人の私に「これも食べてみな」「これも食べてみな」と次々と自分の頼んだものを食べさせてくれる。
おかげでお腹ははち切れそうだし、控えめ(?)に飲んだアルコールもガッツリお腹にいる。
その状態で雨の中町観光をし、さらに「デザート食べにいくよ!」って。
ええぇぇぇ〜!!まだ食べるの!?
デザートなんて入る隙間もない私は、とりあえずコーヒーをなんとか。
スパニッシュブラザーズはご機嫌でジントニックを飲みだし、メルセデスとのスパニッシュトークがヒートアップ。
「ねーねー、スペイン人は明日もあるのにまだ喋るの!?」って私の発言にみんなで大爆笑。
Santa Marina – Luarca 24.8km
Villade Luara Hostel 14€
47213歩
Buen Camino!!
RIRI
関連Blog:サンティアゴ巡礼について
サンティアゴ巡礼フランス人の道2019
サンティアゴ巡礼北の道2023