久しぶりのひとり旅が再開するも、朝からBuen Camino mapが消えてひとり大騒ぎ。
カフェのwifiを借りてダウンロードし直すところから。
アプリで開けるマップの容量が決まってるのかな・・・。
Googleマップと違って、Buen Camino mapは巡礼ルートと自分の現在地がわかるシンプルなもの。
巡礼ルートは、Googleが目的地に向かって選択してくれる道と違うことが多く、巡礼路はどっち？と迷った時に役立たない。
そんなわけでひとりで歩く時、Buen Camino mapが必需品になる。
ちなみにフランス人の道では案内の→が多いのでmapは必要ないが、北の道は歩いている人も案内の→も少なく、ルートがいくつもあったりするのでmapが必需品。
今日は、最後の海のリゾート地を通り越して少し山を上る２８kmコース。
海の街Ribadeoまでの２２kmでもよかったんだけど、次の日の山越えを楽にするために６kmほど山を上ったところにあるアルベルゲまで歩くことにした。
自分のペースで歩き、好きな時に好きなだけ休憩をする。
ひとりの自由さ。
やっぱり自分のペースで歩くだけで体の疲れが違ってくるのを実感する。
ここからは、自分といる時間を大切に歩こう。
リゾート地を抜けるのに必死過ぎて、自分の心に向き合う時間が少なすぎていた。
もっと自分の心を解放したく、海沿いを選んだはずが、海の近くのアルベルゲは激戦区でそれどころじゃなかった。
だけど、激戦区のおかげで繋がりの深い友達ができ、スペインを楽しめたのも確か。
久しぶりのひとり歩きは、ちょっとどうやってこの橋を渡れるの！！事件が。
黄色の矢印通りに進んだら行き止まりで橋に辿り着けず途中まで戻る。
車が通る大きな道が上下でくるくると交差しているけれど、人が歩いていい道はどこなんだろう。
こんな時に誰も通らない。
とりあえず橋の歩道と繋がっているだろう道を歩いていく。
橋周辺の前方が広場になっていて、そこに人が何人かいるのが見える。
とのかくそこまで行ってみよう！
正解！よし、これで目の前のRibadeoの街にたどり着く！一安心だ。
橋から見る海の景色、街の景色がとても美しく、これを見るために人が集まっていたんだ。
私もほんの少し景色を楽しみ歩き出す。
人が二人並ぶので限界な道幅なのに、自転車までここを通るなんて。
アルベルゲに着くと、なんと３カ国ファミリーがいた！！
子供達が元気よく歓迎してくれ、カードマジックをやってくれたり、日本のゲームを見せてくれたりした。
日本の満員電車は押す係がいるんでしょ？とか聞かれたりして。
よく知ってるなぁ。
La Caridad – Vilela 28.12km
A Pena Hostel 12€
49933歩
Buen Camino!!
RIRI
関連Blog：サンティアゴ巡礼について
サンティアゴ巡礼フランス人の道２０１９
サンティアゴ巡礼北の道２０２３
