神に導かれる私だけの聖域 美しき愛で包まれる – カミーノ24日目

背中がバキバキで痛すぎる。
定着しつつある、朝1件目のカフェでの書き物作業。
ノートに書こうとしたら、首が痛くて書くことすら困難な状態。
なんてこった!ビックリよ。

25kmを予定していたが、20kmに変更する。
ゆっくり行こうか。

今の私は、無理に笑いたくないし、人に気を使われたくない。
ほっといて欲しくて、無表情で最小限の関わりしかしたくない。
そんなオーラ全開で歩く。

私も多くのペリグリーノがやっているように、大自然の中で休憩をしたい。
ただの休憩じゃなく、のびのびと、時間を気にせず、時に昼寝をするような休憩を。
こんな欲求が数日前から私の中にある。
ジワジワと背中の解放が起きているからか、いつもより疲労感がある。
太陽はギラギラと輝いている。
前後に人が全く見えない真っ直ぐ続く道をひとりで歩いていると、吸い込まれるように休憩場所を見つけた。
ここで休憩していいのか、少し悩むところだけど。
カミーノを愛し続けただろう、そしてトラを抱く彼女の写真を見たら、こんなちっぽけなこと気にするな!と言ってくれそうで。
彼女の前の石のベンチにごろんと寝転び、カミーノ帽子で太陽から顔を守る。
帽子で顔が隠れた瞬間に涙がポロポロと流れ出した。
一粒の涙がゆっくりと顔をつたって流れると、また一粒、また一粒と。
涙が流れるがままにする。
私はずっと泣きたかったんだ。
ずっとずっと前から、ただただ涙を流したかった。
ひとり旅になってようやく心置きなく魂に素直になれた。
この偉大なハートを持っている彼女の前で。
なんの涙なのかもわからない。
涙が流れ出て、私の何かが洗い流されている間、ずっと彼女の愛で守られているようだった。
落ち着くまで人が通りかからないのも神の仕業。
どのくらいの時間、ここにいたのかわからないが私にとって宝物のような時を過ごした。
偉大なる愛に感謝しかない。

再び歩き出した私を出迎えてくれたのは、なんと!鷹!!!
鎖かたびらに十字のコスプレをしたシニョールが、鷹と一緒の写真を撮って、スタンプを押してくれている。
鷹を交えてカミーノ熱弁をしているので、こりゃダメだとベンチでクッキーを食べながらくつろぎだす。
お喋りが大好きな国だから、ヒートアップしてたら気長に待つしかない。
クソ真面目に待っていたら気がもたない。
鷹を下ろしてからも、もうひとヒートしてから「キミの番だよ〜!」と満面の笑み。
鷹を腕に乗せてもらうだけで大感動。
めっちゃかわいい。
こうやって撫でてごらんって教わる。
うわ〜。
艶やかな羽が気持ちいい。
動物と触れ合うだけで私の心も晴れてくる。
たった10分くらいなのに、鷹が私のいろんなものを一気に吹っ飛ばしてくれた。

歩きながら、今日は個室にしようかなぁ〜。
一人部屋で過ごした方が自分に優しいかもしれない〜と考えていたんだけど、実際に個室のあるアルベルゲを目の前にしたら眩しすぎて(笑)
今日の私には、こんなに眩しく感じるアルベルゲは合わないわ!と一番安いアルベルゲに向かう。
贅沢しないなら節約すべし!
そこがとってもアットホームなアルベルゲで、心がほんわか温まる管理人夫婦を眺めながら。
この夫婦の在り方をほんの少し見させてもらうのが、今の私に必要だったんだなぁと感じる。

Buen Camino!!

旅の記録
Astorga 〜 Rabanal del Camino 19.81km
アルベルゲ:Pilgrims Hostel 5€
ヘルスケア:39769km 25km 13階

RIRI

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