記念すべき100キロ地点!旅の終わりを感じながら – カミーノ31日目

幸せすぎるアルベルゲを旅立つ。
ここを満喫するには1日なんかじゃ足りないが旅立たなければならない。
まずは100km地点を目指して。
先を歩いている旅仲間が、Facebookにあげているこの記念すべき地点の写真が羨ましくて。
昨日から100km地点が気になってしかたない。
そろそろのはずなんだけどなぁ〜。
昨日一緒だった優しいおじちゃんと抜いたり、抜かれたりして歩いている。
あ、あった!やった!ここだ!
1人で喜んでいたら、優しいおじいちゃんが微笑みながら追い抜いていく。
あと100kmで私の旅が終わるんだと思うと、寂しさがじわじわと押し寄せてくる。
終わりたくない。
この旅がいつまでも続いたらいいのに。

寂しさが溢れ出そうな私の前に羊の赤ちゃんが!
赤ちゃんがあまりにも可愛くて、寂しさが吹っ飛んでしまった。
なんで絶妙なタイミングで動物達が私の前に現れるんだろう。
神様の仕業でしかない。
赤ちゃんの写真を撮ろうとする私の前に、お母さん羊が赤ちゃんを守ろうとやってくる。
母親の本能なんだなぁ。
いつまでもカメラを向けているのが申し訳なくなり、羊の親子に別れを告げて、再び歩き出すと羊の御一行様が!!
羊さん達がとってもお利口に歩いている。すごい。
羊飼いとか童話やファンタジーの中に登場するけど、今でも本当にいるんだなぁ〜。
日本だと羊や牛を連れて歩いていたらクレームになりそうだよなぁって考えていたら今度は牛さん!!
牛の大行列に声出して笑ってしまった。
ほら、触ってごらん!って。
牛をなでなでしながら大感激。
クゥぅぅ〜かわいい!!

ビクビクしながら橋を渡るとPortomarinの町。
お!都会だ!
モダンなカフェでアメリカーノを飲みながら、あまりの暑さにコーラにすればよかったと早くも後悔。
ソファーでゆっくり休憩して再出発。
え〜〜〜!!さっき渡った橋の隣の橋を渡るの?
戻るってことじゃん!
橋渡らず、横に曲がれば近道だったってことじゃん。
これカミーノあるある。
橋を渡り終わると山道が続く。
相変わらず背中とハートが痛いけれど、ずいぶん解放されているのは確か。
長年無駄に背負ってきた家系の重荷をこのカミーノの道を歩きながら下ろしている。
タマネギの皮を剥くように、1つ下ろして、また1つ。
その度に、愛と自由が心に広がり、体にあった痛みやトラブルが消えていく。
この繰り返し。
人生は癒しの連続。

疲れた私を出迎えてくれたのは、チーズケーキとプリンの間みたいなデザート。
めっちゃ美味しい。
このデザートのおかげで、長い坂道で若者を追い抜く奇跡的な登りを成し遂げた。
単純に、サリアから歩き始めた若者より、すでに700キロほど歩いている私の経験が勝っただけだろうけど。
ちょっと嬉しくなる。
アルベルゲに向かうと管理人がいないので、中に入って待つことにしたら昨日のおしゃべりマダム3人組がここでもエンドレスにおしゃべりしてる。
これは静かな時間を持てないわ!ってことでそそくさとアルベルゲを出て、次の町に行くしかないか〜。
心も体もゲッソリしながらトボトボ歩き出す。
さっきのパワフルな私はどこいった(笑)

Buen Camino!!

旅の記録
Leimán 〜 Venats de Narón 26.76km
アルベルゲ:O Cruceiro Hostel 10€
ヘルスケア:43152歩 28.3km 39階

RIRI

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