レオン大聖堂

「自由を手に入れた日」 サンティアゴ巡礼[フランス人の道]20日目

サオリとのディナーが楽しみでレオンへの道を急がせる。
小さな小さな町を通りかかった時に、小さな小さなカフェがあった。
普段ならカミーノの道から離れているカフェには立ち寄らない。
10mすら歩く距離を伸ばしたくないから。
だけど、今回ばかりはもの凄く惹かれてカフェを覗いてみると素朴だけどアートなカフェだった。
こういうの好きだわ〜とお店に入り、朝の仕事を片付ける。
カフェで気に入った絵のアーティストを教えてもらって、レオンの街へ行きますか!

レオン到着!
疲れ切って到着すると町をぶらつく気力がなくなるので、それも配慮したプランにして大正解。
偶然にもレストランとアルベルゲも近く。
早めに着いたので、食事予定のレストランテを見に行き予約と場所の把握をと行ってみたら、なんと休み。
サオリと合流してどうするか決めなきゃ。
合流するためにアルベルゲに向かうと、サオリはすでにチェックインしてた。
再開を喜び、アルベルゲの立地条件が素晴らしすぎて連泊を決める。
1日目は食べ歩きして、2日目にコース料理を堪能しよう!ってことに。

大聖堂前に行くとグランマとロリが。
サオリとグランマの久しぶりの再会をアイスを食べながら楽しむ。
どうやらロリはグランマと一緒にいることにしたっぽい。
解放された〜!
毎日、ベッタリマークされている感から抜け出しつつある今が嬉しくてたまらない。
連泊も決めたので、1日分の差が出てくるだろうから一緒になることはなくなるだろう。
私は、監視されているような、毎日行動を把握されるようなことが大の苦手。
息苦しくてたまらなくなる。
長期的な集団行動ができないのもこの辺りなんだけど。
私が時間をかけて話そうとしなかったのも反省。
誰もが自分のカミーノを歩きに来ていると信頼しすぎたのかもしれない。
自分でプランを立てない人もいる。
今は自由の身になったことを楽しもう!

サオリとレオンの街を歩きまわる。
カミーノじゃないと歩いても歩いても大丈夫なことに笑う。
本場のZARAで洋服を買って、古いTシャツとパンツを捨てることにする。
アルベルゲが綺麗すぎて、ここに投げ捨てるのを躊躇してまだ持っているんだけどね。
古いものを脱ぎ捨て、新しい服に変える。
ここで私の旅が変わろうとしているから本能的に洋服を変えたくなったんだろう。
いつもなら選ばない白い生地に花柄の洋服。
これも私の内面が大きく変わってきている証拠。

メニューが読めない二人。
お客さんが食べているものをチェックしてお店に入るしかない。
ソムリエ試験に出るスペイン料理の1つや2つちゃんと覚えておけばよかった。
バルでCAVAのグラスがあったので頼む。
おぉ、スペインらしくなってきた感じ。
サオリが望む分厚いステーキじゃないけど、厚みのあるお肉を(笑)
めっちゃ美味しい!
どこの町でも同じものばかりだったから、違う料理を見るだけで感動。

旅の記録
Mansilla de Mulas 〜 León 18.56km
アルベルゲ:León Hostel 16€
ヘルスケア:35959km 23.4km 5階

Buen Camino!!
RIRI

関連Blog:サンティアゴ巡礼について
サンティアゴ巡礼フランス人の道2019
サンティアゴ巡礼北の道2023

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