韓国 安東の旅 小白山 ソペクサン1439mを登る

キムが近くに山があるから登らない?と。
何百キロも巡礼で歩いているけれど、基本運動不足なので初心者コースなら!と伝えた。
出発の数日前に、トレッキングポールあった方がいいよみたいなメッセージがきて、「ん?どういうことかな?初心者コースなのに」と思いスルーしていた。

朝9時にキムが私たちの泊まっているホテルに迎えに来てくれ、小白山まで車で1時間ほど。
途中「泥川洞磨崖如来立像」に立ち寄り、韓国式のお参りをして、小白山へ向かった。

 

私たちがトレッキングポールなんて持ってきてないと悟っていたのか、キムが私たちのトレッキングポールを用意してくれていた。
もちろんお弁当のキンパと漢方の朝鮮人参ドリンク&ゼリーも!
キム最高!

山道に入ると険しい急坂が増えてきて、案の定サオリが少し遅れ始める。
まぁ、これも巡礼の時からなので懐かしい光景(笑)
自分のペースを崩すと足を痛める可能性があるし、疲労が倍増するので、各自自分のペースで山を登る。
ところどころで休憩しつつ、サオリを待ち、再び歩き始める。
去年北の道を歩いて足の筋力と体力がついたと思いきや、冬の間に元に戻ってしまい、山道がキツイ。
のに、まだ半分のところ。
ここでお弁当のキンパを食べ、朝鮮人参ドリンク飲んでパワー補給。

後半半分はハードになるよ!ってハードが並のハードさではなかった。
急坂&階段の連続。
ちょっと進んだだけで足が悲鳴をあげる。
太ももは持ち上がらないし、ふくらはぎはパンパンだし。
す〜ぐ立ち止まるから、どんどん抜かれていって、私たちが最後になったってキムが笑ってる。
日本人が登っているのが珍しいのか、どういう関係なんだ!?って聞かれるたびに、キムがサンティアゴ巡礼で一緒に歩いたんだって話をしている。

私たちは頂上まで登りきれるのだろうか・・・
登れたとして降りて帰って来れるのだろうか・・・

そんなことを呟いていると、キムが「あそこ見て!頂上だよ!あと30分!!」って教えてくれた。
そこを見上げると地獄の光景が。
えええ〜!あそこまで登るの!!ずっと階段じゃん!!

 

やっとの思いで登った頂上からの景色は本当に美しかった。
山道の木々を抜けた瞬間から、強い風が吹いていて、油断をしたら風に足を持ってかれそうで少し怖いくらいだった。
それでも、登りきった達成感と肌で感じる風が気持ちよく、目の前に広がる大自然の美しさに酔いしれる。
写真や動画でも見れるけれど、やっぱ実際に登って見る景色の清々しい感覚には敵わない。

頂上についてはじめて知ったこと。
私たち1439mも登ってきたの!?
そりゃ、キツイわけだわ。
初心者コースじゃないよ、絶対!!

頂上にはたくさんの人がいて、こんなに抜かれた覚えはないのにどこから湧いてきたんだろう?と思ったら、いくつかのコースがあり、みんなそれぞれ違うコースを登って頂上で合流したようだった。
キムがこっちのコースはもっとハードで長いよ、こっちのコースは実はもう少し簡単だけど出発地点までが2〜3時間かかって遠いからやめたんだよねって教えてくれた。

次の日はもちろん、1週間ほど太ももとふくらはぎが痛かったくらい激しい山登りだった。
暖かくなってきたし、ウォーキング&山登りをはじめて、次の巡礼に向けて体力作りをしよう。

 

RIRI

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