親にほめられた経験が少ないと、自分の人生を歩けなくなってしまう

あなたは、お父さん、お母さんからほめられた記憶がありますか?
どんなことをほめられましたか?
たくさんほめてもらってきましたか?たまにでしょうか?
お母さんからほめられたけど、お父さんからほめられなかった。
その逆もあるでしょう。
ほめてもらった記憶がないという人もいるかもしれません。

子供の頃の神様は、お父さんとお母さんです。
人によっては、片親の人もいれば、育ての親、祖父母の人もいるでしょう。
子供は「お父さん見て!」「お母さん見て!」と頻繁にやってきます。
自分を見てもらいたいし、愛してもらいたい、ほめてもらいたい。
小さな子供ほど、両親の愛が自分からそれたことに気がつき、愛を確認するために、泣いたり、せがんだり、わがままを言ったり、駄々をこねたり。
「見て!見て!」「私を愛して!」「私から離れないで!」「すごいでしょ!」とやってきます。
そして、お父さんやお母さんが、子供を見て、抱きしめ、愛し、ほめてあげると、子供は満足します。
「あぁ、私は愛されているんだ!」「見てもらえているんだ!」「認められてるんだ!」「私はできるんだ!」という経験を何度も何度もします。
子供は上辺だけの返事も見抜きます。
上辺だけの返事では、子供の心は満たされません。
何度ほめても心に響かず、満たされません。
仕事が忙しく、子供と過ごす時間が少なくとも、1回1回の返事に心がこもっていれば、子供の心は満たされます。

十分にほめられた経験があると、子供は、だんだんと「お父さん、お母さんは私のことを認めてくれている」ということを知るようになります。
何度も何度もほめられることで「私は認められているんだ」と確信を持つようになります。
お父さん、お母さんに「ほめて」「ほめて」とテストを見せたり、絵を描いたり、ピアノを弾いたり、親の望む学校に合格しなくても、「私は、お父さん、お母さんに認めてもらえている」ことを知っています。
だから、安心して、自由に自分の選択ができるようになります。

しかし、お父さん、お母さんからほめてもらった経験が少ないと、「自分は認められていない」という気持ちが強くなってしまいます。
子供の頃に抱く『お父さん、お母さんにほめられたい』という純粋な思いが、あなたの潜在意識に根付いており、無意識に「お父さん、お母さんにほめられる選択」「これをやったらお父さん、お母さんが認めてくれるんじゃないか」「お父さん、お母さんが好きな仕事をしよう」と人生を歩みます。
なぜなら、子供の頃に抱いた『お父さん、お母さんにほめられたい』という強い願いが叶っていないからです。
「会社を大きくする」という思いも、これだけ大きな会社を経営すればほめられるんじゃないか!という思いがあり、ほめられるまで会社を大きくし続けます。
「両親が好む人と結婚しよう」という思いも、このような人だったら私を認めてくれるんじゃないかと婚活をし続けます。
子供と同じように「見て!見て!」「ほめて!ほめて!」と、潜在的に求めているんです。
お父さん、お母さんからほめられる、認められるための人生を繰り返してしまいます。
子供の頃からずっと、大人になった今も。

もし、あなたがお父さん、お母さんからほめられた経験が少ないと感じるのなら、『自分で自分をほめる』ことからはじめましょう。
あなたのお父さん、お母さんにほめて欲しいと嘆いても、何十年もの間できませんでした。
例え親であっても、自分以外の人を変えることはできません。
自分で自分をほめてあげることで、小さな自分、インナーチャイルドの心を満たしてあげましょう。
これは根気のいることです。
あなたの心が満たされ、あぁ、私は十分に認められているんだと思えるまで、何度も何度も自分をほめてあげる。
たとえそれが、お父さん、お母さんがほめてくれたことでなくても、あなたの心に『認められている』という気持ちが溢れれば、あなたは、お父さん、お母さんからほめてもらおうとしなくなります。
もう、満ち足りているからです。
そして、ほめられようという選択、認めてもらおうという選択をする必要がなくなり、自分が本当に求めていること、やりたいことを選択するようになっていきます。

自分で自分をほめること。
たくさんたくさんやってあげてください。
心が喜びます。
そして、あなたの心が育っていきます。

愛と光の中で
古のラマ僧 TOSHA
チャネリング RIRI

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