我が家の根深い家系問題の嵐が起こっている中、880gで生まれた一番上の姪っ子ちゃんが小学校を卒業するなんて!
小さく生まれたからか、力や握力が弱く、ピアノを習いはじめた頃は、鍵盤が重たすぎてキーボードで練習をしていた。
自分からやる!やる!っていうタイプの子じゃなく、興味を持たせるのにとっても時間がかかるような子。
はじめての食べ物は、絶対口にしなくて、1ミリくらいのひとかじりを何度もやって、ようやく食べるようになる。
そんな性格が、今回も炸裂していて(笑)
夏に実家に帰った時に、親(←妹)の身勝手な願いで「伴奏とかやって欲しい」って小学校の校歌の楽譜が置いてあった。
練習熱心な姪っ子ではないので(笑)校歌の伴奏は難しすぎて早々に挫折していた。
「弾けないの?」って聞くと「無理〜!よくわかんないもん」って。
じゃ、私がちょっと弾いてみるか!何十年ぶりのピアノを!
ぱっと見で音符は読めないし、指は全く動かないから単純なリズムすらおかしい。
私もたいして練習してなかったし、何十年も弾いてなければそんなものよね。
それでもピアノを弾いているのが楽しくて、1日に数時間ピアノと格闘していたらなんとか伴奏が弾けるようになっていて。
私が何度も弾いているものだから、ようやく姪っ子が興味を持ちはじめた。
ちょっと教えてあげたら、私よりもスルスルと弾けるじゃないか!
私の1週間の苦労を、数十分でクリアしてしまう姪っ子。
やっぱり毎日ピアノの練習しているだけあるよね。
指が動くし、鍵盤の感覚があるもん。
私の下手な校歌の伴奏を動画に撮って、それを参考にしながら練習をしてくれたようで。
夏休みには「できない!弾けない!」って言っていた校歌の伴奏も卒業式の伴奏者に選ばれるまでになった。
とっても嬉しい。
親(←妹)は、すでに半泣きで練習を見守ってるそうな。
お正月には神社で巫女さんをやって、春には卒業式の校歌伴奏かぁ〜。
いい経験してるな!
我が家のクリスタルチルドレンは。
RIRI