タイの国鉄
バンコクのファランボーン(Hua Lampong)からアユタヤ(Ayutthaya)に行く時に使ったタイの国鉄。
「行きはよいよい帰りは・・・・」
電車の本数は結構あるのをwebで見ていたので、ぷらっとホテルを出て駅で切符を買う。
行きは予定通り、2ndシートのエアコンありの指定席をちゃんと取れた。
日本の感覚だと、ん?ここは・・・2ndかな?ってくらいボロいんだけど(笑)
昨日乗った地下鉄の何倍もボロいんだけど(笑)
どうやら間違えていないようだ。
245バーツ(¥980くらい)でアユタヤまで行けるエクスプレスだもん。
一番早い電車だしって思ってたら、なんだかいっぱい停まる。
行きに一番いいチケットを買えたものだから、なにも気にせずアユタヤの駅にいったら。
「3rdシートオンリー」
ええええええええええ〜!!!
1本後でもいいと思ったけど、時刻表と座席表見せられて、今から数時間「3rdシート」だけの電車だけだった。
これは、何を意味するのかというと。
エアコンがな〜〜〜い!
腹割ってこれも楽しむしかないってことで、帰りは汗かきながらまったり帰ることに。
そしてチケット代がなんと『15バーツ(¥60くらい)』
電車で2時間くらいの距離が¥60!?
「フィフティーン⤴️」でなく「フィフティー⤵️」の聞き間違いかと思って100B札で払ってみたけど、やっぱり「フィフティーン⤴️」だった。
チケット代も驚きだけど、3rdシートはいろんな物売りさんが来てちょっと楽しい。
ピーナッツせんべいみたいなの買ったんだけど、これが美味しくて、ホテルで食べるおやつ用にもう一つ買おうと思ってたのに、もう売りにこなかった(涙)
ワット サマーン ラッタナーラーム(Wat Saman Rattanaram)
バンコクから2時間ほどかかる場所にあるピンクガネーシャで有名なワット サマーン。
ガネーシャが大好きなので絶対ここは訪れたかった。
朝、ちょっと雲行きが怪しく雨が降っていたんだけど、タイの雨はスコールのように降ったらカラッと晴れる。
一旦止んだ隙に移動を始めたんだけど、バスに乗る頃にはものすごいスコールが続いた。
どんどん道が川のようになっていく中走っているバス。
あれ・・・私、この雨の中大丈夫かな?と心配になっていたら、隣のタイの女性がたぶん晴れると思うからと。
彼女のいう通り、バスを降りる頃には晴れだし、猛暑の中ガネーシャとご対面。
ピンクのガネーシャが可愛すぎてたまらない。
このくつろいだ感じもいいよね。
このピンクガネーシャの周りネズミがいて、自分の誕生日の色のネズミの耳に願い事を伝えると3倍速で願いが叶うらしい。
その時に、願い事がネズミのもう片方の耳から抜けないように、片耳を手でふさいでから伝えるんだって。
面白いよね!
ガネーシャって商売の神でありながら、学問の神でもあり、遊び心のある神様で私は大好き。
この場所は、エンターテイメント的な雰囲気も強いんだけど、これだけ見事なピンクガネーシャとかわいいネズミたちに何度も会いたくなる。
インドにも会いに行こうかなぁ。
RASAYANA retreat(web)
タイの旅行プランを考えている時にふと思い出したのが「チネイザン マッサージ」
一言で言えば腸のマッサージで、何年も前だけど調べたことがあったんだよね。
便秘でもないけれど、腸のお掃除とお腹周りのデトックスをやってもらいたかったので予約を。
マッサージしてもらっている時から、だんだん腸の中が掻き回されているというか・・・ゴロゴロというか・・・動いているのが感じられた。
あいたた!あいたた!ゴロゴロって感じで。
結局その効果が日本に帰ってきてからも続いていて、食べるたびにまだ腸の洗浄がされてるように感じる。
隅っこに溜まっていた汚れが、ちょこちょこ落とされていってるような感じで。
同時に少しずつ腸が落ち着きだしてもいる。
これは、ちょっとお腹の調子が崩れるけれど、健康のためにも定期的に受けたいマッサージだなぁ。
エラワンの祠(Erawan Phum)
大願成就の神として大人気スポットだが・・・
この寺院の前にいる露天のおばちゃんはちょっと危険。
すっと話しかけてきて、手にお香やキャンドルを無料だと渡しながら、はい1000バーツってお花を渡される。
「は?いらない」って言ったら怒りだした。
気持ちよく寺院巡りしてたのに、ここにきてボッタクリおばちゃん?強制売り込みおばちゃんに出会う。
今まで寺院前にいたお供物売りのおばちゃんたちはいい人ばっかりだった。
だから、ちょっとくらいお花が古いなぁと思っても、おばちゃんの生活があるんだろうなぁと買っていた。
誰一人、外人の私に高値を言ってこなかったしね。
言われてたかもしれないけど・・・上乗せされてても何十円ってレベル。
そんなわけで。
あ、1000バーツ(¥3700〜¥4000くらい)なんて払ってませんよ(笑)
気持ちを切り替えきれずイライラしながら、近くにある恋の神様へとそそくさと移動した。
プラ トリムルティ(Phra Trimuruti)
デパートが並ぶ一角に祀られている、恋の神様が君臨するといわれている大人気のスポット。
男性の方もバラの花を供え、真剣に祈っている。
こういう男性の姿って好きだな。
あぁ、さっきの無駄なお供え代・・・ここで気持ちよく使いたかったなぁって。
後悔しつつ、恋の神様より、隣のガネーシャが気になって気になって(笑)
やっぱり私ガネーシャ好きなんだな。
ワット ベンチャマボピット(Wat Benchamahophit)
乗り慣れてきたバイクタクシーで向かったのがここ。
バンコクの渋滞を冷房の聞いたタクシーでノロノロ進むか・・・スリル満点のバイクタクシーで渋滞をスルスル抜けていくか。
実は・・・バイクタクシーに乗る羽目になったことが何度かあって、これが4度目ってわけでちょっと慣れてきてた私。
大理石でできた本堂、そこに祀られた仏陀の凛々しさと美しさ。
とても高貴な雰囲気を纏っており、ここが最後に巡ることになったことに感謝をした。
日本に帰ってから、自分がどのようなモチベーションであるべきなのか。
私がやりたいこと、そして目指す方向性。
仏陀の前に座りながら、私の気持ちやエネルギーが整っていく。
タイを満喫する過ごし方、日本でやっていくリズム。
このいい切り替えをしてくれたように思う。
なによりも、この仏陀を包んでいる高貴なエネルギーが私の意識をリセットし、高めてくれた。
本当に、ありがたき締めくくりの寺院だった。
またタイを訪れたい。
タイの寺院で過ごす時間は、平安と至福に包まれ、自分との対話にも、神々との対話にもなった。
もっといろんな神々のところを訪れたい!その思いが強まった旅にもなった。
RIRI