今回は、羽田からベトナム経由でパリに向かい、パリのモンパルナスから電車でルルドへ向かいます。
巡礼のスタートの町イルンに行く方法はいくつかあるのですが、せっかくならどこか寄り道できないか!と思い、いろいろ調べた結果「ルルドの泉」になった。
ルルドの泉とイルンは比較的近い。
パリのモンパルナスからルルドまでは、フランスの国鉄 SNFCで1本で行ける。
だいたい5時間くらい。
ルルドからイルンまでが、乗り換えがあるが3時間くらい。
3時間くらいでイルンに行けるなら寄り道ありだな!って決めた。
ちなみに、モンパルナスからイルンまで、 SNFCで4時間40分。
出発の前日、あまりよく眠れなかった、
そのくらいの寝不足が、長時間フライトの時に役立つ。
寝心地悪い飛行機で、力尽きて寝てしまうから。
逆に、元気いっぱいだと10時間以上のフライトで寝れなくて地獄となる。
乗り換え便なので5時間と11時間。
さらに乗り換えの待ち時間が3時間ほど。
出国、入国手続きもあるから、まる1日かけて日本からパリへ向かったことになる。
そりゃ疲れるわけだ。
シャルル・ド・ゴール空港からモンパルナス駅まで電車で移動。
空港も人が多いなと思ったけど、モンパルナスの駅もヤバいほど人がいた。
夏のバカンスのための大移動がもうすでに始まっていた。
溢れんばかりの人を見た時、早めにチケット予約しておいてよかったと思った。
当日チケットなんてなさそうな人だもん。
そんな人だかりをすり抜け、コインロッカーへ向かう。
なんと!ロッカールームに入るのに、荷物チェックがあり、扉も従業員の方がボタンで操作。
厳重なセキュリティが安心感になる。
大きなスーツケースが入る大きさで、確か7時間くらいで8€くらい。
ちょっと高いけど、厳重なセキュリティーの中で預けられるなら安心料としてあり!
荷物の入れ替えなんかも、スリなど気にせずにできるからね。
重たいバックパックをロッカーにぶち込んで、ルルド行きの電車の時間までパリの町をぷらり旅へ。
身軽になって、モンパルナス周辺の教会で1番気になっていた「奇跡のメダイユ教会」へ。
到着したら、ちょうどミサが行われていて後ろから見学。
旅の始まりを祝福してくれているかのようで嬉しかった。
教会の中は美しいブルーとクリーム色がベースとなった優しい色使いが美しかった。
都会の中にある小さな教会とは思えないほど、美しく輝きに満ちた空間で、聖母マリアが優しく包み込んでくれるのを感じられる教会です。
次に向かったのが「サンジェルマン デ プレ教会」
聖ジャーメイン大好きだし、いつもお世話になっているので立ち寄りたい!って行ってみたけれど、工事中で閉館していた。
外観がとても好きな雰囲気だったので、次にパリを訪れる時に立ち寄りたい。
最後に「サンシェルピス教会」
この教会は、ダビンチコードに出てくる教会で、ダンブラウンの本は全部読んでいるのでワクワクしていた教会。
想像以上の大きな教会で、教会形も少し不思議な感じだった。
どの角度で写真を撮ったらそれが伝わるのか・・・。
すごく歴史も感じられる教会で、座っているだけで過去にタムスリップするような気分になる。
上へ上へと引き上げ導いてくれるエネルギーを感じます。
ダビンチコードのローズラインも見れて幸せです。
パリのベーカリーで買ったサンドイッチを片手にルルド行きの電車に乗る。
イルンとルルド方面は、途中まで同じ電車で進み、途中で電車が切り離されて行き先が分かれる仕組みだった。
心配はいらない。
SNFC は、全席指定で、購入時に行き先のよって自動的に車両が振り分けられている。
日本の新幹線の自由席ギュウギュウ地獄のようなことはない。
優雅に座って目的地までいけるし、お隣の席おばあちゃんは、乗って早々に電車内のカフェに行っている。
5時間という長旅だけど、サンドイッチ食べて、昼寝して、Instagramあっぷして、本読んで、また寝て。
あっという間とはいえないけれど(笑)飛行機に比べたらすごく心地よい移動を終え、やっとルルドに着いた。
RIRI