「ペリグリーノが集うアルベルゲ」サンティアゴ巡礼[北の道]12日目

またひとり旅がはじまる。
朝から雨が降っていて、ポンチョを無くしたエブリーナは、ゴミ袋ポンチョで先に歩き出す。
私は少し雨が止んだかと思われたタイミングで出発するも、3分もしないうちに雨が強まる。
そんな私と一緒に歩き出したのは、どこかの家のわんちゃん。
こっちだよ!っと巡礼コースを導いてくれる。
きっと毎日巡礼者を見つけて一緒に歩いているんだろう。
歩き慣れたお散歩コースのように、見事に巡礼路を進む。
すれ違う車を追いかける習性があるらしく、見てるこっちがハラハラする。
車の運転手はもっと怖いだろう。
そんなわんちゃんは、私のペースで歩いてくれ、道を確認する私を待ってくれるパートナーのはずだったのに・・・。
途中でニワトリを追いかけ出し、捕獲してしまった!
NO!と言っても聞かないし、ニワトリを捕獲したまま畑の中へ。
大量のニワトリの羽が抜け、かわいそうなんだけど、どうにもできず、そのままさようなら。
ニワトリの飼い主さんが対処してくれるだろう・・・。
犬ってニワトリ食べるの!?
食べるよね。肉だもん。と思いながら歩き続ける。

今日泊まる予定のアルベルゲは、どうやら有名なところらしく、絶対立ち寄るべきだ!とすすめられた。
歴史あるアルベルゲで、そこの管理人さんがすでに80歳くらいらしいのに、そのおじいちゃんがアルベルゲを始めたと話していた。
また、管理人のおじいちゃんは世界各地に旅をしたことがあるらしく、その写真や旅の戦利品をいくつもアルベルゲに飾っていた。
アルベルゲは、ボランティアに支えられ、大きなひとつのコミュニティとして存在している。
全てがドネーションで賄われており、宿泊はもちろん、ディナー、早く着いた私たちはランチまでご馳走になった。

このアルベルゲで、いつも私の心配をしてくれた優しいカップルと再会し、「生きてるよ!」ってハグをした。
新しい友達もできた。
日記を書いていたら話しかけてくれたイタリアのイエスイン。
道で摘んできたミントとフェンネルのハーブティを飲ませてくれた。

コロナにより多くのアルベルゲが閉鎖に追い込まれ、このアルベルゲも大変だったようです。
そりゃそうだ。
今まで来ていた人たちがピタッと来なくなるのだから。
北の道はアルベルゲが不足している。
閉鎖したアルベルゲもあり、歩くコースが長距離になったり、プランを組むのに苦戦する箇所がいくつもある。
それに加えスペインのサマーバケーションのため、至る所で宿確保が非常に困難。
時にアルベルゲの心配をしながら歩く。
それはペリグリーノにとって精神的な負担で、歩く体力を奪っていく。
コロナが開けすでにたくさんの人が巡礼に訪れている。
閉鎖したアルベルゲが再開してくれることを祈る。

Isla – Güemes 11km
Guenes Pilgrims Hostel
21656歩

Buen Camino!!
RIRI

関連Blog:サンティアゴ巡礼について
サンティアゴ巡礼フランス人の道2019
サンティアゴ巡礼北の道2023

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