「自分を愛する」「あるがままの自分を愛する」
言葉で言うのは簡単だけど、自分を愛することがわからない人にって難しいこと。
難しいというより、自分を愛することがどういうことなのかわからないと言ってもいいかもしれない。
私もそのひとりだった。
自分を愛するより、自分を嫌う方が簡単だったし、自分の長所より短所の方が簡単に言うことができた。
そんな私が自分を愛する過程で気がついたこと。
それは、自分のことが嫌いな自分も受け入れればいいということだった。
「あぁ、私は私が嫌いなんだ」って。
私にとって当たり前のことを、ただただ受け入れたとき、私のことが嫌いな私を受け入れてあげられた。
嫌いなものは嫌いでいいんだよ。
無理に好きになんてなれないし、自分を愛しますってアファメーションしても嘘くさいだけ。
私は私が嫌いって言った方が、私にとって真実だった。
面白いことに、私のことが嫌いな私を受け入れたら、自分を好きになれた。
私のことを嫌いな私のことが好きになれた。
正直な私でいることに喜べた。
自分のことを嫌いな私を好きっていうのは矛盾しているように思うかもしれないけれど、自分のことを嫌いな自分を拒絶しているよりよっぽどいいことだと知った。
どういうことがというと、ダメな自分、ネガティブな自分を嫌ったり、取り除こうとするのでなく、そういう自分も自分なんだからってこと。
ポジティブな自分だけを愛そうとしても、それも違う。
だって、誰にでもネガティブな自分がいるんだから。
ネガティブな自分も受け入れ、愛してあげたとき、あるがままの自分を愛せるんだと思う。
もし、あなたが自分のことをなかなか好きになれない、いいところがわからないなら、自分のことを嫌う自分を受け入れてみてください。
きっとそっちの方が「嫌いだよね〜」って頷けるはずだから。
そして、
嫌っている自分を受け入れると、心が動き出す。
あ、私のことわかってくれた!って。
そうそう!そうだよね!って。
それが自己受容。
いろんな自分を受け入れること、あるがままの自分を受け入れるということ。
その先に、あるがままの自分を愛することがある。
RIRI