自分が強く抱いている感情が、自分の現実に反映しています。
それが、ポジティブなものであれば、あなたの現状は、楽しいこと、愛や喜びが満ち溢れているででしょう。
ネガティブなものであれば、あなたの現状は、辛いこと、ストレス、苛立ち、苦労が絶えない状態になっているでしょう。
もちろん、両方があるはずです。
楽しいこともあれば、苦労もある。
それはあなたが望んでいることであれば問題はありません。
あなたが望んでもいない苦労をしているのなら、改善していかなければ苦しみが増すだけになってしまいます。
私たちが、望んでもいないネガティブな状況を引き寄せてしまうのはなぜだろうか。
日頃、当たり前に思っていること。
ここにヒントがあります。
当たり前すぎて、それが自分の人生の悩みの種になっていると思ってもいないこと。
大それたことではないんです。
当たり前に思っている、あなたにとって普通のことです。
「ストレスたまるわ〜」
仕事、家事、学校行事、ママ友、人間関係など、ストレスがたまるような環境にいると、口癖になっているこの言葉。
これが癖になってしまうと、ストレスになるものばかりを引き寄せるようになってしまいます。
良好だった人間関係、家族関係までもストレスになる場面を引き出し、関係性を壊していってしまうことも。
ストレスを発散したとしても、ストレスがたまる状態になるように自ら作り上げてしまいます。
「私ばかりが家事や家のことをする」
女性が家のことをするのが当たり前だった親や祖父母世代があります。
その両親が当たり前だったことを、幼少期に当たり前のことだと身につけます。
いつも家事をしていた母親を見て、なんでも母にやってもらう父の姿を見て。
今は、違ってきたとしても、幼少期に見てきた親の在り方が、私たちの当たり前のこととしてインプットされています。
それが、男性やお子様など家族がが手伝ってくれない状態を作ります。
このパターンを解消しない限り、パートナーが変わったとしても、同じような状態を招きます。
「○○さんがいるとイライラする」
嫌いな人、好きな人に対してもイライラするって思っていませんか。
彼や旦那さん、家族に対して、話すだけでイライラする、存在がイライラする、言うこと聞かないとか。
これはいくつかの問題が絡み合っているのですが、小さなことでもイライラしている人は、イライラの感情がたくさんあるので、イライラさせられる環境を何度も何度も作り上げます。
わざわざ、イライラさせられる人を招いてしまうし、イライラさせられる態度をとられ、イライラさせられる言葉を言われる。
相手が悪いんだと思っているうちは、変わりません。
自分のイライラする感情を癒し、イライラするパターンを変えていかなければ、見事なイライラ人生を具現化してしまうでしょう。
「がまんすればいい」「がまんするもの」
子供の頃、必要以上に「がまんしなさい」と言われていると、がまんすることが美徳、当たり前になってしまいます。
なんでもがまんするものだと思っていると、がまんするような出来事を引き寄せます。
わざわざ嫌なこと、やる必要のないこと、引き受ける必要のないものまで、がまんして引き受けます。
嫌なことをずっとがまんしてやっている人、がまんして堪えていることが絶えない、仕事でがまんして、家でもがまんするような生き方になっているかもしれません。
このように、あげればきりがないほど、当たり前に思っていること、使っている言葉が、私たちを苦しめていることがたくさんあります。
思っているだけで全てが具現化されるわけではありませんが、思っていることがあなたの周りにたくさん引き寄せられることで受ける影響はたくさんあります。
喜ばしいことであれば、大いにそれを思い描けばいいですし、自動操縦でいいことを作り上げるのなら、それを大切な宝です。
私たちの人生に、愛や喜び、豊さをたくさん招いていきたいのなら、喜ばしいことをたくさん思うことです。
ネガティブなことを思っている時間とエネルギーを、ポジティブなことを思っている時間とエネルギーに変えていくこと。
そのためには、自分自身の根本的な感情やパターンを変えていかなければなりません。
RIRI