お世辞は、その場を和ませたり、相手に心地よい思いをしてもらうこともできますが、本質的なところをみればわかるように本音とは違うことを言っている。
大小ありますが、ねじれが生じています。
あなたが、いいところを見つけて、それを伝えられる人になれば、お世辞を言う必要がなくなってきます。
いいと思ったところを、いいと言う。
誰にだって、いいところがあります。
瞬時にたくさんのいいところを見つけるのは難しいけれど、コミュニケーションをとっていれば1つ2つ必ずあります。
逆に、いいところを見つけられない人になってしまっている方が危険信号です。
素直な気持ちの方が、相手に届きますし、関係性に信頼が生まれ、深い関わり合いが持てるようになるでしょう。
目の前にいる人、物、状況などにある、本当にいいと思うことを見るける力をつけていくには、日頃から、いいところを見つける癖をつけておかなければなりません。
物事をポジティブに捉えること、いいところに目を向ける視点、小さないいものを見つけられる力、褒めること、認めること、受け入れること、素直さなどが必要になってきます。
これができるようになるために「自分を褒める」ということをやるといいでしょう。
自分を褒めていない人に、人を褒めることができません。
だからお世辞が必要になってしまいます。
日頃、小さなことから自分を褒めていれば、人にある小さないいところをすぐに褒めることができるようになります。
瞬時に見つけることは誰でも難しいですが、数時間お話しをすれば1つくらい見つけられます。
数回お会いすれば、1つくらい必ず見つけられるはずです。
お世辞を頻繁に使っていると、あなた自身のエネルギーがねじれてしまいます。
最初は、使っている時だけねじれているのですが、習慣的に使っている人は、それが定着してしまいます。
このねじれが、歪み、滞り、ブロックを生み出すきっかけになり、他のことにも悪影響を及ぼし出します。
喉周辺、ハート周辺、喉からハートにかけて、この辺りにねじれやブロックができてしまいますので、自分との繋がり、表現に関すること、コミュニケーションなどに問題が広がっていきます。
あなたの言葉がどんなに美しく褒め言葉を言っていても、喉から出ているエネルギーは、あなたが思っていることです。
言葉とそこに込められているエネルギーが違いますので、敏感な人であれば、その言葉に違和感を感じます。
インディゴやクリスタルは、これに非常に敏感に反応し、すぐに見抜くため人間関係のトラブルを抱えてくることが多いかもしれません。
お世辞を使うことが習慣になっている人は、自分がどう思っているのか、どう感じているのかよりも、相手に気に入られる、相手が喜ぶ言葉を頭で探します。
そのため、人に喜ばれることをスルスル言えるようになるかもしれませんが、自分のことは、どんどんわからなくなってしまうでしょう。
自分の心とどんどん切りなはされ、気がついた時には、自分を見失っているでしょう。
喉からハートの部分にねじれができやすく、ここにねじれができてしまうと、本心を伝えていても、嘘っぽくなってしまいます。
ねじれているので、あなたが心を込めて伝えても、そこを通るエネルギーの量は少なくなってしまっています。
ストレートに伝えている予定でも、ねじれのエネルギーを含んでしまうため、どこか違和感を与えてしまうこともあるでしょう。
本当に必要な時に、自分の思いを伝えられなくなってしまう、伝わらなくなってしまっています。
その場しのぎでお世辞は役に立つかもしれませんが、自分のためにも、相手のためにもなりません。
いいところを見つけて、それを伝えられれば、自分のためにも、相手のためにもなります。
真実はとてもパワフルです。
ささやかなことでも、心がある言葉は人の心を動かします。
まず、いいところを見つけられる人になっていきましょう!
見つけたら、素直にそれを伝えましょう!
RIRI