自己犠牲から解放 〜サイキックスポンジ体質改善〜

サイキックスポンジ体質の根元に、「自分が犠牲になれば」「自分が我慢をすれば」「自分のことは後でいい」「自分が譲れば」というような思い込み、感情、思考、行動パターンがあります。
子供の頃から当たり前のようにしてきていることなので、それが自分を不幸にし、長い目で見ると周囲にも悪影響を与えていることに気がつきません。
それどころか、最善の方法だと信じ込んでいる場合もあります。

このようなパターンが、他者からのあらゆるエネルギーを吸収する、つまり引き受ける働きをします。
自分はなくてもいい、そして、他の人に自分の分もあげるという意識が、自分にいいエネルギーをなくし、他の人にいいエネルギーを与える働きになります。
自分にあったいいエネルギーも、自分はなくていいと思っているので分け与えることになります。
そして、自分にはなにもない状態を招きます。
自己犠牲が強いと、ないどころか、ネガティブなものを引き受けて、さらにいいものを譲ります。
あなたに残るのは、他の人から引き受けたネガティブだらけの状態です。

「私が面倒なことを引き受けるから、あなたは活躍して!」
「私はなくてもいいから、みんなでわけてちょうだい」
「私は我慢するから、あなたが貰ったらいいのよ」
「私がやっておくから、、、」
「私はいつも損な役回りなのよ」
「私はできないから、あなたがやって」
「私が我慢をすれば、あなたたちを守れるのよ」
「私が黙っていれば、家庭は上手くいくのよ」

あなたは、なんでもないことだと思っているかもしれませんが、いつも人に譲っている、人を優先しているパターンは、見えない部分でも働いていて、それがサイキックスポンジ体質の症状となっています。
疲労、ストレス、怒り、不安、心配などを引き受けて、相手が望むものやいいエネルギーを自動的に交換しています。

本当にこれであなたは幸せになれるでしょうか?

では、なぜそのようなことを好んでやってしまっているのか?
あなたが生きていく中で、こうすれば上手くいく、喜ばれる、怒られない、見てもらえる、愛されると身につけてきたことなんです。
親子関係が大きく影響しています。
子供ながらに、親に愛されるために、見てもらうために、褒められるために、怒られないために、どうやったら親が喜ぶのかを学んだんです。
暴力的、厳格的、感情的、未熟な家で育つ場合、兄妹を守ろうとして自己犠牲を身につける子供もいます。
それを学校、友達、家庭、夫婦関係、会社などでも同じように活用することで、自分の居場所、友情、お金、立場、生活、愛などを手にしています。
実は、負のエネルギーを引き受けているだけでなく、あなたなりに何かを得ています。
ちゃんと交換をしているんです。
ただ、その交換しているものが、割にあっていない、ネガティブな方法で交換しているので満足感が得られないんです。
赤字経営みたいなものです。

このようなことが行われていることに気がつかなければ、自己犠牲パターンを辞めることは難しいでしょう。
思考だけで「ヤダ〜!そんなの辞める!」と言ったとしても、変われないのは、傷ついてきたインナーチャイルド、ボロボロの自分の癒し、親子関係の癒し、自分が得ているものを手放したくない(手放すのが怖い)といういくつもの問題が絡み合っているからです。
時間はかかりますが、自己犠牲パターンを改善することはできます。
玉ねぎの皮を剥くように、1つ、また1つと癒していくことで、愛と愛の循環へと変わっていき、愛が満ち溢れていく生き方になっていくでしょう。

自己犠牲パターン、スポンジ体質を改善したい方は、スピリチュアル個人セッションをご予約ください。
ネガティブなエネルギーに包まれている、他者のエネルギーで息苦しい時、遠隔グループヒーリング 「オーラの浄化」も効果的です。

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