「受け取ること」に関して、自分はどんな感情、思考、パターンがあると思いますか?
自分が欲しいと願っているもの、その状態、環境などを手に入れるためには「受け取る」という能力が必要です。
誰にでも与えられていて、毎日使っている能力です。
私たちは生まれながらにして、生きるために必要なあらゆるものを受け取る権利があります。
充分に、豊かに、喜びながら、楽しみながら受け取る権利があります。
受け取ることが喜ばしいことだから感謝の気持ちが持てます。
心から「ありがたい」「ありがとう」という気持ちが溢れ出ます。
このような感謝ができる人には、またあげたくなる魔法を持っています。
喜びと感謝のエネルギーに満ちていると、そこに喜びと感謝をするものが引き寄せられるようになります。
だから、何度も何度も魔法のように幸福がやってきます。
私たちは受け取るということをして、必要なもの、欲しいものを手にする体験をします。
受け取るというのは、物だけではありません。
「気持ちを受け取る」「愛を受け取る」「喜びを受け取る」「チャンスを受け取る」「可能性を受け取る」「光を受け取る」「能力を受け取る」「仕事を受け取る」「健康を受け取る」「子供を受け取る」「恋人を受け取る」
といったように、あらゆるものを受け取ることをして得ています。
自分が欲しいと思っているもの、出来事、状況や状態などを、すんなりと喜んで受け取ることができていたら、今のあなたはどうでしょう?
それをすんなり受け取ることを自分に許可ができていますか?
それを喜んで受け取ることができていますか?
自分にそれがふさわしい、受け取るに値すると信頼できていますか?
日本人の私たちは「謙虚さ」の美徳意識がとても強く、その中に「遠慮する」というものがあります。
喜んで貰うことよりも、「あら、申し訳ないわ」「あら、悪いわね〜」と頂くことをします。
すぐに貰おうとしたり、たくさん撮ろうとすると「ちょっとは遠慮しなさい」「はしたない」と言われてしまいます。
日本で育てば、このような光景は当たり前のことですが、これが受け取ることへのブロックになってしまっている人がとてもたくさんいます。
受け取ることへの恥じらいや罪悪感が生まれ、すんなり貰えないもの、欲しいものを遠ざけてしまうようになります。
古くからの美徳意識の1つのため、女性に非常に多くみられます。(日本人の遺伝的、歴史的パターン)
目の前に与えられようとしていても「あら、申し訳ないから他の人を優先して」「あら、私なんかにもったいないわ」「私は最後でいいのよ」「私にはまだよ」と受け取ることを先延ばしにします。
貰うこと、受け取ることに罪悪感があると、なにかを貰うたびに「悪い」や「罪」というエネルギーを自分に与えます。
どんなに喜んでいたとしても、喜びと一緒に罪悪感を感じています。
ものを受け取るたびに「喜び」と「罪悪感」の両方を自分に与えています。
罪悪感が強い人は、喜びよりも罪悪感を強く感じ、ものを貰うことが悪ことになってしまいます。
罪悪感を抱きたくないので、ものを貰う機会を遠ざけ、受け取ろうとしなくなってしまいます。
私には貰えない、与えられないと思っている人は、自分にはそれを受け取るに値しないと思っています。
欲しいけど、それに値しないと思っているので、なかなか手に入らない環境を作ります。
せっかくお金が貯まっても、急に他に使う必要ができたとか。
目の前にそのチャンスがやってきても、他の人に譲ったり、私には無理よ、次にするわと受け取ることを遠ざけてしまいます。
それに値しない(相応しくない)と思っているので、欲しいものを手にしても、すぐに手放すような状況を招く人もいます。
与えられることや受け取ることを信頼していない人は、自分に与えられることを毎回疑います。
これには裏があるんじゃないか、駆け引きしなきゃ、ただほど怖いものはないと。
純粋に与えられたものであっても、そこに自分でネガティブなエネルギーを込めてしまいます。
ただ受け取ればいいものを、争いにし、不信感を抱き、汚いものにし、受け取ろうとしません。
受け取っても文句ばかり言っています。
そのような人には、だんだんと与えられる機会が減っていき、自分で自分の欲しいものがやってくる窓口を狭めてしまいます。
自分の中にある受け取ることに関する、感情や思考、パターンをみてみましょう。
愛を受け取れても、お金を受け取れない人もいます。
お金や仕事をすんなり受け取れるのに、愛や幸せを受け取ろうとしない人もいます。
いろんな角度から自分は受け取ることにどんな感情を持っているのか?
どんな考え方をしているのか?
どんなパターンを繰り返しているのか?
そして、それが自分の人生にどんな状況を招いているのかを探ってみましょう。
受け取ることのネガティブなパターン
- 「あら、申し訳ないわ」物をもらう時に申し訳ないと言っている、思っている
- なにかを貰うときに1度は遠慮する
- 「そんなことないわよ」というのが口癖
- 他の人に先に渡す、他の人にゆずる
- 私は後でいいわ、私は最後でいいわ、私は残り物で十分よ
- まだ私には早いわ、まだ私には無理ね、まだ私にはこないわよ
- たくさん受け取ること、自分だけが受け取ることへの罪悪感
- なにかを貰うことに罪悪感を感じる
- なにかを貰うと必ず返さなければならない
- 見返りを求められるに違いない
- お返しできないから貰えない、貰いたくない
- 貰えない、貰ってはいけない
- 私には貰う価値がない、私だけ貰えないわよ
- なにかをやってもらうことが苦痛
- 与えられていることを信頼できない
- 自分にはなにもない、なにも与えられていない
- 勝てなければ貰えない、貰えるのは上位だけ
- 高級品やブランド品でなければ意味がない
受け取ることへの抵抗やネガティブなパターンがあるのなら、それをすんなりと喜んで受け取れるパターンへ変容させていきましょう。
受け取れない、受け取らないことを繰り返して苦しむよりも、受け取ることの喜びを体験することで、あなたの人生は豊かになっっていきます。
受け取ることに関する感情やパターンを変容したい方は、スピリチュアル個人セッションをお受けください。
RIRI