癒しとは、愛ではないもの(ネガティブなもの)を、愛に変えることで起こります。
そして、タマネギの皮を剥くように、ひとつ癒して、またひとつ癒す。
その繰り返しです。
外側の皮を剥かなければ、次の皮が見えてこない。
外側の皮を剥く(癒す)から、次の皮を剥く(癒す)ことができる。
早く問題を解決したいからと、内側の皮を剥こうとすれば、
外側の皮があるから剥けないし、ほじった穴の周辺は痛々しい傷。
傷を作るだけ。
愛おしい自分のために、時間がかかるように思えても、
道のりが遠いように思えても、外側から1枚、そしてまた1枚と癒していく。
それが一番優しい近道です。
『人生は、一生涯癒しの連続なんですよ。』
私の大好きなメンター、アモラ・クァンインがよく言っていた言葉です。
癒しに何年も携わっていると、まだあるの?まだあるの?と癒しにウンザリすることもあります。
癒しが必要な部分は、もう見たくない、関わりたくないと拒絶している部分が多いので、そればかり扱っていると心が疲れちゃう時があるんです。
そんな時は、少し休憩をしましょう。
魂は癒されることを求めます。愛であり続けようとします。
本来、魂は愛の結晶なのですから。
魂を覆ってしまっているネガティブなものを取り払おうとします。
本来の姿で輝こうとします。
私たちは、いつのまにか覆ってしまった、ネガティブなものを手放し、本来の愛を思い出す旅に出ている。
歩くのも、走るのも、止まるのも、少し戻ってみるのも、休むのも旅路です。
少し休憩をしたら、また、愛へ還る旅に出る。
それでいいと思います。
タマネギの皮を剥くように。
何度も、何度も、ネガティブなものを手放し、愛へと還っていく。
RIRI