過去を癒すことで、考え方を変えられる

自分の考え方が、自分を苦しめたり、息苦しくさせている!と気がついて、考え方を変えようとしても、古い考えが消えないことが多い。
結局、腹の底では古い考え方をしていて、表面だけ新しい考えでいても、自分自身や現実の変化は訪れない。
それどころか、古い考えと新しい考えの綱引きがはじまってしまい、それが疲労やストレス、迷いや葛藤に繋がってしまう。

私たちは、親の教えや影響、学校の先生や会社の先輩たち、自分の経験などから、考え方がひとつひとつ出来上がります。
その出来上がった考え方を変えるのは、簡単なようで難しい。
力強い考え、固定観念、長い間持ち続けてきた考え、当たり前のことは、それができあがる歴史や体験があり、強い影響を受けて出来上がっているからです。

その考え方ができあがった時の過去に大きな問題がなかったとしても、大きな影響を受けているのは確かです。
「そうだ!そういうものなんだ!そう考えよう!」と決めたあなたがいます。
過去を癒すというのは、過去に決めたあなたを癒すことでもあり、過去のあなたと対話し、考え方を見直すことでもあります。

親からの影響はとても偉大です。
子供の頃に、大好きな親を見て身につけた考え方、教えてもらったこと、習慣などたくさんの影響を受け取っています。
親からの影響で、嫌なものがあると思うのならインナーチャイルドを癒していく、親子関係のクリアリングをしていくといいでしょう。
子供の頃の親からのネガティブな影響が癒えると、新しい考え方を持てるようになります。

いじめ、暴力、暴言、自分を否定されるようなひどい言葉など、深い傷を負ったり、裏切られたりしていると、その経験からとても強い考え方が生まれます。
「誰も私を認めてくれない」「誰も愛してくれない」「人を信じても無駄」「私は被害者だ」「許せない」
その時の思いがそのまま思考パターンとなり、例えば「誰も私を認めてくれない」という考えのもと生きるようになります。
そうすると、あなたの人生で、認められない経験を何度もするようになってしまいます。
あなたが「誰も私を認めてくれない」と決めたからです。
このような辛い経験から持つようになった考え方は、その傷を癒すところからしなければなりません。
「それはもういいから、考え方だけかえよう!」としても、過去の深い傷を負ったあなたは考えを変えてくれないでしょう。
「相手が悪い!」といっていても、癒すことはできません。
確かに、相手の暴言や行動が問題で傷ついていますが、相手を悪者にして、相手のせいにしているうちは、その問題に取り組めません。
辛いけれど、ぐっと堪え、自分のために、傷ついた自分を癒すステップを進み出さなければなりません。
相手を許す必要が必ずしも必要ではありませんが、傷ついた時の自分を許してあげる必要はあります。
傷や癒はじめてようやく、新しい捉え方、考え方を受け入れられるようになってくるでしょう。

考えを変えるのに、必ずしも癒しが必要ではありません。
柔軟性があり、新しいものや考え方を取り入れるのが得意な人もいます。
するっと変えられる考えもあれば、ぜんぜん変わらない考えもあります。
あなたが、考え方を変えようとして、なかなか変わらない、結局古い考えに戻ってしまうというのなら、過去の癒しが必要になるでしょう。
スピリチュアル個人セッションでは、このようなパターンができあがった時を扱い癒していきます。
自分を苦しめてしまっているネガティブな考え方を手放したい、変えたいと思う方は、スピリチュアル個人セッションをご予約ください。

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