朝からかわいいほこらを発見。
ケビンここで寝たのかな?昨日のトラブル後、ちょっと心配。
大丈夫と連絡があったから大丈夫だろう。
今日は大きなアルベルゲで予約もちゃんと取ってある。
予定変更もないから、精神的にも安心してあるける。
1日の分を歩き終わる頃に、もっと歩こう!って変更されるのが堪える。
あと少し!って頑張っていた心が崩壊するからだ。
私は、トラブルがない限り、前日または朝決めた場所まで歩く計画的なのがあっている。
歩いている途中に、何度も行き先やアルベルゲを変更するやり方は負担でしかない。
特にこの北の道は、次は10キロ先だねー!なんてザラだ。
自分に合った歩き方をしなきゃ、1ヶ月歩き通せない。
ジェームスと出会い一緒に歩き出す。
そしてすぐに分かれ道に。
比較的平坦な山道を行くか、海沿いのハードな道を行くか。
今日は距離が短いので海沿いをチャレンジ。
オヘリは足がマメだらけの足が痛むので平坦な山道を。
次の町で落ち合う約束をして別々に進む。
曇っていた空もだんだんと晴れてきた。
力強い波の音。
荒々しい岩。
半日かけて歩いてもいいくらい、絶景ポイントがある。
ここはひとりで歩くべきだった。
もっと眺めていたい。
もっとゆっくり進みたい。
心が満たされるまで。
そんな私の願いを叶えてくれるのが明日のルート。
みんなは、予約が取れない地帯まで進むと意気込んでいるが、私はその手前にあるビーチに惹かれていた。
25km歩いてアルベルゲがなかったらどうするの?
小さなアパートやホテルに電話すれば見つかると言うけれど。
私は体も疲れが溜っているし、ネットでみる限りどこもフル。
それなのになんとかなる!と歩く気持ちにはなれず、明日はみんなと別行動をすることにした。
ビーチ沿いに小さなアルベルゲがあり、そこの予約が取れた。
明日はショートコースで、一日中ビーチでのんびり昼寝しよう!
海を眺めていたいだけでなく、正直体も疲れが溜まっていた。
いいタイミングだ。
アルベルゲは驚くほど広く、自分のベッドがある部屋まで行くのに迷子になりそう。
ずらっと並ぶベッドが次々と埋まっていく。
あれ?どこからこんなペリグリーノが湧いてきたんだ!?
中庭に行くとマノロとエヴリーナがすでに飲んでいる(笑)
そのワインを頂きながら、昨日のアルベルゲ大丈夫だったの?と聞くと、エヴリーナは電車で違う町まで行って1泊して早朝に電車で戻ってきて歩いて、マノロは46kmも歩いたんだって。
マノロ・・・人間じゃないね!
ジェームスがいれてくれたシードルのボトルをみんなで飲み、さらにアルベルゲのホームメイドのシードルまで配られた。
お酒を飲みながら、私の足のマッサージ教室が始まる。
ここね!サークル、サークル、サークル、And、ぐうぅっとー!
みんなの悲鳴(笑)
痛いよね?
みんな痛いところが違うんだけど、痛いところだけさっとすませようとするところに、ノーノーノー!サークル、サークル、サークル!と私の指示が飛び、悲鳴が響き渡る。
中庭にの飲み会が終わる頃、オヘリが「私もビーチで過ごすことにした!」と予定変更。
ただビーチ沿いのアルベルゲがもうフルで、4キロ先のホテルが取れたから夕方ホテルに向かうことに。
オヘリも足を休ませて、ゆっくり寝たいんだって。
Villahormes – San Esteban de Lece 21.2km
San Esteban de Leces Pilgrims Hostel 15€
41790歩
Buen Camino!!
RIRI
関連Blog:サンティアゴ巡礼について
サンティアゴ巡礼フランス人の道2019
サンティアゴ巡礼北の道2023