サンティアゴ巡礼 フランス人の道の出発の町、サン ジャン ピエ ド ポーへ向かう。
フランスとスペインの国境付近にある小さな町。
巡礼に行こうとする者からすれば、スタートの町というだけで憧れの町になる。
行き方を調べると、パリから長時間電車に揺られてようやくたどり着くみたい。
フランスのど田舎だよ。
絶対!
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中国国際航空で成田から上海、上海からパリへ。
パリに着くまで、ずっと中国人と間違えられて中国語で話しかけられ続けられてた。
日本でもよく間違えられていたけど。
いやー。
飛行機は子供の泣き声やら、
深夜なんて関係なく大きな声で喋るし、
動画をイヤホンなしで観てる隣の人とか。
中国人スゴイわ!
早くもうるさくても寝る試練か!!って感じだった。
巡礼が始まったらイビキが鳴り響く中で寝なきゃいけないから、まさにその予行練習みたいな飛行機の中。
前日にマッサージを受けたからか、疲労が流れ出て、試練もなにもほとんど寝て過ごしてしまったんだけど。
ワインもビールも飲む気が起こらず。
オカシイ!!
空港からバスでパリの中心部へ移動。
バス停から駅が見えず、見知らぬ人に駅どこ〜!ってカタコトの英語で聞いてみる。
とっても親切に教えてくれた通りに進んで、電車に乗り込む。
SNCFでは、可愛らしいおばぁちゃまのとなり。
窓際の席でラッキー!景色を楽しめると喜ぶも、永遠に続くグリーンとたまにある村。
変わらぬ景色に寝る(笑)
1番気になったのは、おばぁちゃまの読んでる「シークレット ラブ」小説よ!
短編シークレットラブが5作の本らしいよ。
内容が不倫ラブしか思い浮かばない私。
4時間近く電車に揺られ、ようやく着いたバイヨンヌ駅。
あともう少しだ!!
ここまで来ると、バックパックを背負った巡礼仲間がたくさん。
おー!心強い。
着いていく作戦で行けるじゃん!
ってみんなキョロキョロしてるし。
ここからローカル線に乗って、サン ジャン ピエ ド ポーまで行くんだけど、どうなっているんだ?
ってみんな同じ思いっぽく、とりあえず流れに着いて行ってみる。
バイヨンヌまでの切符しか買ってないし、とりあえず切符を買おう!
自販機を見てもよくわからないから窓口へ向かうと、3人組のおじさんと駅員さんに「サン ジャン ピエ ド ポーに行くの?」と聞かれたので「Yes」と答える。
どうやら5枚切符が安くなるらしく、あと2人募集中だったよう。
私の後に韓国の男性が現れ、キミも!?ってことで5人組が誕生し、めでたく5枚切符を購入した。
いくら安くなったか知らないけど(笑)
なんだか巡礼仲間ができた気分。
ビヨンヌから1時間ほど、巡礼者しかいない電車にゆられ、ようやくたどり着いたサン ジャン ピテ ド ポー。
うわーーーー!やっと着いたよー!
ワクワク感が満ち溢れる。
5人組のひとり、韓国人のキムと一緒に、クレデンシアル(巡礼手帳)を発行してもらいに巡礼事務所へ向かう。
たくさんの人が巡礼事務所へ歩いていくので迷うことはない。
10分ほど歩くと巡礼事務所に着き、パスポートを見せ、名前、住所などを記入し、クレデンシャルを発行してもらう。
最初のスタンプは、私と事務員さんと一緒に。
なんだか感動のスタンプ。
涙が出そう。
まだはじまりなのに。
巡礼者のホタテ貝も買って、私にとって初めてのカミーノ仲間のキムともいったんお別れ。
次はアルベルゲ探し。
50mほど歩いて、戻って、もうここでいい。
何を基準に選んでいいかもわかんないし、初日からアルベルゲ難になりたくない。
10€なんてこの町で格安。
初日から宿に贅沢してはならん!
今日の贅沢はメヌーなんだから(笑)
フランス語で何言ってるかわからん説明を聞いて。
そんなやりとりの最中に、クリスティーナ(宿主)と揉めた子が追い出され。
早くもトラブルを見学(人ごと)
どうやら、ここは私の家だから私のルールを従えと。
神経質そうなクリスティーナってことで、シャワー浴びるのも、タオル干す
も、食事に出かけるも、一声かける。
あとは、門限と朝の出発を守ればいいかな?
従う限りめっちゃ歓迎される。
アルベルゲも確保できたし、長旅のどろどろ感も洗い流したし、ぷらっと町探索でしょ!
ハーブ、ドライフルーツ、香辛料などのお店にうっとりし。
旅のお供に帆立貝の形をしたピアスを買う。
これからお世話になるだろう初メヌーを食べて。
今日はアルベルゲでゆっくりしまーす。
いやー。
とにかく長いわ。
スタートまでが、、、。
Buen Camino!!
RIRI
関連Blog:サンティアゴ巡礼について
サンティアゴ巡礼フランス人の道2019
サンティアゴ巡礼北の道2023