今回の巡礼の出発の町、スペインのバスク地方にあるイルンへと向かう。
チケットは日本から買ってあるので余裕の出発のはずが・・・。
ルルドの駅に着いたら遅延20分の表示。
今日は移動しか予定はないので、イルンに着くならなんでもいいさ。
キヨスクで微妙に高いカフェラテを飲みながら電車を待っていたら、30分の遅れに更新される。
日本にいると時間通りの電車が当たり前だけど、海外に行く時は遅れは当たり前くらいの感覚で行く。
だから想定内。
でもね。
私の買っていたチケットの乗り換えの電車が出発している時間(笑)
ま、なんとかなるでしょ!
30分遅れの電車に乗ってPauまで来た。
案の定、私が乗るはずだった電車が30分も待っていてくれるはずなく。
係員っぽい人にチケット見せて聞くと、次の次に出る Daxに乗ればいいと。
了解ってことでホームに行き、案内版で降りる駅を確認しながらキョロキョロしていると、駅員さんが声をかけてくれた。
アジア人がバックパック背負ってキョロキョロしてたら怪しいわな。
チケット見せて、この電車が遅れたんだ〜!って言ったら「良いチケットあげるから、ここで待ってて!」と。
新しいチケットを発行してくれ、Daxまで行ったら、乗り換えてHendayeに行ってね!とのこと。
あ〜よかった。
実は、Hendayeはフランスの最終駅ってわかっていたから、Dax行きはどうなってるのか不安だった。
それで降りる駅の確認で怪しい動きをしていたのが良きサポートに恵まれた。
ありがたや〜。
無事Hendayeに到着。
ここからイルンのアルベルゲまで歩いて15分から20分くらいなので、歩いて行こうかなぁと思っていたけど、駅を出て目の前に乗り換えの電車が停まっているのを見たら、吸い込まれるように切符を買い、電車に乗り込んだ(笑)
実はここHendayeはフランスとスペインの境界にあって、フランスの電車からスペインの電車への乗り換えポイントなんです。
スペインの電車に乗り換えたら、いつの間にかスペインに入ってしまった感じ。
すぐにイルンなので電車を降りてアルベルゲを探す。
駅からほぼ1本道でアルベルゲに着くが、16時OPENの厳重な看板に敗北し、近くのカフェで朝食兼飲み待機(笑)
マスターにペリグリーノメヌーをすすめられたけど、最初はやっぱりトラティージャでしょ!
ぶっちゃけトラティージョはどこでも食べれるんだけど、お店によって具材が違ったり、焼き加減や塩気が違う。
無性に食べたくなる1品(笑)
無事にクレデンシャル(巡礼者手帳)を発行してもらい、アルベルゲにチェックイン。
巡礼している時に、今日のベッドが確保できたことがどれだけ安心感になるか・・・。
ベッドがあるだけで幸せ(笑)
現時点での問題は、欲張りすぎたレトルト食材。
すでにかなり邪魔。
せっせと自炊して消化せねば。
Buen Camino!
RIRI
関連Blog:サンティアゴ巡礼について
サンティアゴ巡礼フランス人の道2019
サンティアゴ巡礼北の道2023