メルセデスと違うアルベルゲに泊まったので、バス停で待合せ。
が、朝から迷子(泣)
昨日この辺り歩いたけど・・・あれ?どこだろう?
町を歩いているおいちゃんに反対方向を教えられ、カフェの優しいお姉さんに助けられ、家のなかを覗き込みおばちゃんにも助けてもらいたどり着いたバス停。
早めに出てきて正解。
が、あれ?ヒホン行きのバスが来たんだけど!?
ちょっとメルセデスがまだ来てないし、バスの運転手に出発時間聞いても通じないし。
あたふたしてたら、バスが行ってしまった!!
メルセデスに電話しながら、バスが行っちゃったよー!って。
朝から大爆笑。
どうやら私たちが降りるバス停に停まるバスは次のバスのようだ。
よかった。
スペインのバスの恐ろしいところ。
バス停の案内放送がない。
自分が降りるところの近くになったらボタンを押して降りるのは日本と同じ。
だが、知らない土地で案内もない状態でバスを降りるなんて不可能。
運転手にお願いをして、私たちの降りるバス停で停まってもらったら、ここですか!?バス停らしきものもないただの道端ですが。
そして私たちを悩ませていた地獄の山登りがバスでたったの30分。
メルセデスと爆笑しながら、ここからカミーノの道へと3.5km歩く。
道端のいちじくをつまみ食いしながら、ほんの少しの山登りでいいことにご機嫌のふたり。
あっという間にカミーノルートに合流し、頂上へ上り、これから下り坂だぁ!とカフェで休憩していたら「ヒホンから2時間でここまで上ってきたわよ!」と元気っぱいのスパニッシュおばちゃま達。
え?2時間で着いちゃうの!?
爆笑するふたり。
メルセデスのお腹が空いた事件発生(笑)
ランチを食べてもいい時間だし、ガッツリ食べるならランチ&ディナーにしたい。
でもスペイン人のメルセデスにとっては軽いランチタイム。
いったいスペイン人は何回食事をするんだ!?
4回なのは知ってるけど、1回多い食事はランチの前なのか後なのか。
ピンチョス1つ食べるだけで、食事の計算が狂う。
カフェで二度目の休憩をしながら、食事をどうするか話し合っていると、隣の席のおばあちゃんが話しかけてくる。
どうやら大の日本好きらしく、日本の名前まで持っていて「雪」というそうな。
日本を旅行した思い出を、メルセデスにエンドレスで話し、私にはサラミを食べなさいとビールのつまみをくれる。
そんなスパニッシュトークがどのくらい続いただろうか。
1時間も経っていないはず・・・だが、この雪おばあちゃんが近所のおすすめのレストランを教えてくれ、雪おばあちゃんのお友達がおすすめのアルベルゲを教えてくれた。
そんなわけで、私たちは雪おばあちゃんおすすめのレストランへ行って食事をすることに。
帆立貝のグリルとパエリア、そしてこの地域はシードル!ガッツリランチ&ディナーを楽しむことになった。
このパエリアが二人前とは思えない大きさで笑いが込み上げてくる。
さすがのメルセデスもギブアップ!
お腹いっぱいの私たちを襲うのは、またまた隣の席のおじいちゃんおばあちゃん。
ペリグリーノ(巡礼者)の私たちを応援するかのように、これ飲んでいきなさい!とショットを渡される!!
えええぇぇぇ〜!!
すでに食べすぎ飲み過ぎなのに!
このショットがなんとも言えないおいしさで、日本の梅酒のような感じ。
どうやらスペインのプラム(?)を漬け込んだホームメイドのお酒だった。
そんなわけで、2時間で着くところを5時間かけてアルベルゲにたどり着いた私たちだった。
Villavicosa – Gijon 29.8km
Gijon Surf Hostel 40€
30291歩
Buen Camino!!
RIRI
関連Blog:サンティアゴ巡礼について
サンティアゴ巡礼フランス人の道2019
サンティアゴ巡礼北の道2023