重たそうな荷物を抱えてアルベルゲの階段を降りているおばあちゃん!
駆け上っておばあちゃんの荷物を下まで運ぶ。
個室に宿泊していたご老人たちも出発するのね。
おじいちゃんにフランス語でめちゃくちゃ話しかけられて、日本人だって知ったら目をまんまるくして「ジャポネーゼ、ジャポネーゼ」って喜んでくれる。
たったこれだけで喜ばれるなんて嬉しいじゃないかい!
首からは今日のプラン表をさげ、歩く気満々のスポーティールック、でも、車移動みたいな(笑)
可愛すぎるおじいちゃんに別れを告げて出発をする。
だんだん背中が痛くなくなっている。
解放したのかな。
気持ちも楽しいことに向いているし。
いい感じのところで、気になる一品を発見。
じゃじゃ〜ん!ライスプリン♪
ロリのシナモンと砂糖味の甘いライスの記憶が蘇る。
こっちはお店で出しているものだからデザートっぽい仕上がりじゃないの!?
って期待は一口目で終わる。
びみょ〜〜〜。
アメリカーノで口直し。
日本人にはムリだね、これは。
さ、次のカフェで美味しいもの食べようっと。
あれ?この女性は、、、昨日の!ってことは、、、
おじいちゃ〜〜〜ん!!
2人で再会を喜ぶ。
テクテク歩いていた私と車でビュ〜〜ンって移動しているおじいちゃん達と同じカフェに同時到着。
神業だわ。
そろそろサンティアゴ付近なんだけどなぁ〜。
都会の気配全くなし。
ユーカリの清々しい香りが漂う森の中を歩き続ける。
ユーカリの木って剥けるの?
そもそもユーカリ?香りはユーカリだけど?
調べたいけどSIM切れたままなのでネットに繋げられず。
天然アロマで浄化されながら、森の中を歩いているとどこからか飛行機の音。
あ〜!サンティアゴに来たんだ!!
サンティアゴ・デ・コンポステーラ空港を通り過ぎれば、サンティアゴ・デ・コンポステーラの中心部まであと少し。
100mくらい先にレストランテがあるって言ってたけど、少し歩いてみても気配なし。
アルベルゲの目の前のスーパーのシエスタを待ってお買い物。
今日は簡単なものでいいにしよう。
アルベルゲのキッチンが賑やか。
サリアからの100キロ組と長距離組の違いがハッキリわかる。
サリア組は楽しくなってきた頃だからか、元気いっぱいに話しかけてくる。
正直、それがウザい。
ここまで来て、知らない人に笑顔を振りまいて仲良くしようとか思えない。
長距離組は、もうすでに旅仲間がいるし、アルベルゲでの過ごし方も手馴れており、ゴール前夜を静かに過ごしている人が多かった。
私もそう。
今日という時をじっくり味わいたいのだ。
明日はサンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂に着く。
私の旅仲間は、もうみんなゴールしてしまっている寂しさを感じながら眠りにつく。
Buen Camino!!
旅の記録
preguntoño 〜 Labacolla 26.93km
アルベルゲ:Labacolla Hostel 12€
ヘルスケア:39741km 26.9km 24階
RIRI
関連Blog:サンティアゴ巡礼について
サンティアゴ巡礼フランス人の道2019
サンティアゴ巡礼北の道2023