アルベルゲが見つかっていないメルセデスを心配し、オヘリが自分が予約したホテルがまだ空いているから、予定を変更したら?と。
メルセデスは、大丈夫!電話すれば見つかるから!と強気で、ジェームスと一緒に先に出発する。
今日は10km歩くだけ。オヘリは14km。
2人とも急ぐ必要もない。
実は、日本で大まかなスケジュールを立てるときに、アプリを見ながら気になっていた場所がいくつかある。
そのひとつがこのビーチ。
日本から気になっていた場所には、なんだかんだで立ち寄っているんだよね。
それはここだけじゃない。
何度もあるから、やっぱり必要な所に惹かれて、必要なところに立ち寄るように導かれているんだなぁと改めて思う。
そこで特別大きな事が起こるわけじゃない。
ほんの小さなこと。
その小さなことのために私は歩き、ここに来ている。
ラ イスラに着きまずカフェへ。
夕方までビーチで過ごすため、腹ごしらえをせねば。
頼んだトルティージャが大きかった!
ハーフサイズのトルティージャがサンドイッチになって出てきた。
Only Half !!!
マノロダイエットの合言葉(笑)
水着に着替えてビーチで寝転がる。
波の音が心地よく、気がついたら寝てた。
隣で寝ていたはずのオヘリが海の中にいた。
オヘリの気配にすら気づかないほど、ビーチで爆睡。
なんてこった!
寝転がっている頭の上には私の全財産バックパックがあるというのに(笑)
といっても、スリもバカじゃないだろう。
汗で汚れた重たいバックパック。
巡礼者の荷物なんてたかが知れてる。
こんなものを狙うスリはいないはず。
油断は禁物だけど。
アルベルゲのオープン時間になったので、私だけ一旦チェクインに行く。
荷物を置いて、2人分のビールを買ってビーチへ戻る。
ビールで乾杯して、また寝る。
贅沢な1日だ。
そろそろオヘリが出発の時間。
私もアルベルゲに戻って、シャワー浴びて、洗濯をしなきゃ。
ビーチを出ようとした時に、前に少しだけ話した女性に再会。
彼女は中国出身で今はヨーロッパ圏に住んでいる。(どこだったか忘れた)
北の道を歩くアジア人が滅多にいないので、お互い覚えていた。
一緒に歩いていた旦那さんは仕事でひと足先に帰国して、彼女だけもう少しカミーノを歩くらしい。
この偶然の再会が、どうしても取れなかった町のアルベルゲ確保に繋がった!
彼女が私の知らないアルベルゲを教えてくれ、まだベッド空いてるから予約しな!と。
しかもネット予約だから私でもできる。
ちょっとした出会いが必要な情報を運んでくれる。
San Esteban de Leces – La Isla 12.7km
La Isla Pilgrims Hostel 10.50€
25259歩
Buen Camino!!
RIRI
関連Blog:サンティアゴ巡礼について
サンティアゴ巡礼フランス人の道2019
サンティアゴ巡礼北の道2023